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家づくり講座
 

家の価格は、形だけでなく、中身によっても変わってきます。
特に、水回りの設備は価格に反映しやすい部分ですし、その他の設備や仕様によっても価格が変わってきますから、予算を調整できる部分がないか見てみましょう。

  コストダウンのあれこれ --2--  
設備で変わる家の価格

大きい家=(イコール)高いではない?

同じ坪数でも設備が違えば坪単価も変わってきますし、一般的に、大きい家ほど坪単価は安くなります。

例えば、一般的なキッチンユニットが50万円のところを、グレードの高い200万円にしたとすると、その価格差は約150万円。40坪の家の坪単価では約3万7500円の差になります。これが60坪の家では約2万5000円の差になりますから、単純に坪単価だけで家を比較できないというわけです。

設備や仕様の選択は、住まいの快適さと、価格や坪単価を左右するポイントになるのです。


シンプルな設備をかしこく選択

特別な仕様の住まいでない限り、一般的に、家の中で価格の影響が出やすいのが、キッチン、バストイレなど水回りの設備。

必要以上に高機能な設備を考え直して、シンプル機能のものに変えてみてはいかがでしょう。見た目はさほど変わらなくても、手ごろな価格の設備や仕様はあるものです。

キッチンユニットはシンプルな標準価格のものを選んでも、食器洗い乾燥機を追加したり、作った料理をのせておけるカウンターを配置してみたり、奥様の動きに合わせてレイアウトを工夫しただけで、家事は楽になりますね。

浴室は一般的によく使われているユニットバスがローコストで、メンテナンスも楽になります。

一般的なユニットバスでは自由度がないのでは、とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、現在のユニットバスには様々なバリエーションがあり、タイル貼りやスチームサウナ付きのものもありますので、希望に合った仕様のものを選べることと思います。


  坪単価だけでは分からない
生活スタイルを考えながら
水回りをまとめて配置

水回りができるだけ近くなるようにプランを考えると、配管工事費も抑えられますし、キッチンで調理をしながら洗濯などの家事がしやすい利点もあります。

けれども、来客の多いご家族の場合、玄関脇にトイレがあると入りづらい、といったことや、家の奥にトイレがあるとお客さんが使うとき、家の奥まで入ってこられて困る、といったこともありますので、現在の生活スタイルを考えて、より使いやすいレイアウトになるよう考えることも大切です。


水回りを直線ラインで配置
2世帯住宅はヨコとタテで
レイアウトをそろえる


1階と2階それぞれにキッチン・バス・トイレを設置する2世帯住宅の場合は、フロアごとに水回りをまとめるだけでなく、上下で位置をそろえることで、配管工事費を抑えることができますし、将来、水回りのメンテナンスする際も有利になります。


仕様はじっくり考えて決めよう

一つ一つの価格差は小さくても、トータルでみると大きな差になるのが、建具、ドア、床、サッシなどの仕様です。

ムク材を使ったドア、お手入れのラクな床、断熱性の高いサッシなどは、標準の物より高くなりますが、住まいの雰囲気を演出したり、メンテナンスが楽になったりとそれぞれにメリットがあります。

家全体を同じ物でそろえるのではなく、家族が集まるリビングやダイニングに、グレードの高い建具やドアを選ぶだけでも、雰囲気ある住まいになることと思います。

なお、床やサッシなどは、最初にかかるコストだけをみるのではなく、メンテナンスや暖房費など、将来的なコストダウンをみて選ぶ、という考え方もあります。


二世帯住宅はタテも考慮して
工事中の変更はコストダウンの大敵

工事中の変更は、作業が終わった部分のやり直しをしたり、すでに発注した製品を変更したりすると二重に費用がかかってしまい、コストアップにつながります。そのようなことがないように、あらかじめしっかり打ち合わせをしておきましょう。


優先順位をつけて調整を

家の価格は様々な要因で決まりますから、価格を抑えすぎて使い勝手を悪くしたり、生活に支障が出たりしないように、ライフスタイルやいかに暮らしたいかをよく考え、優先順位をつけて全体的な調整を計ることが大切です。

 

遊びの部分や、楽しめる部分、建て主こだわりの部分を、予算の都合であきらめて後悔が残らないよう、これまでに挙げたローコストにするためのポイントを参考に、思い入れの強い部分には思い切って予算をかけられるように考えてみましょう。

 
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