家づくり講座
住まいの土地選びは、法、環境、そしてプランに関わる重要な部分。土地によって、家のプランが制限されてしまうことも。土地の購入をお考えの方だけではなく、現在お持ちの土地に新築を検討中の方も、ぜひ参考になさってください。
住まいの土地選び
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失敗しないための
よりよい土地選びでよりより住まいづくり
知っておきたい土地探し、
土地選びの基礎知識
土地を購入して家を建てる際、形や広さ、価格に目がいく方も多いでしょう。しかし、ちょっと待って下さい。一番最初に気をつけなければいけない事があります。
それは、希望する土地に家を建てられるかどうかです。ありがちな広告で、一坪3万円とか2万円などというチラシを目にする事がありますが、そのほとんどは法的に家の建てられない土地です。
土地の良し悪しレベルをチェック!!
建てられない
市街化調整区域
道路に面していない
道路幅が4m以下で2項道路にも指定されていない
袋地で接道義務に合う路地が造れない
※
2項道路とは4m未満でも行政により、特別に認められている道路
土地購入は考えもの
敷地が他人に勝手に使われている
所有権者が複雑で意見調整がされていない
建てられるが、建築に使える敷地面積は減る
接道義務を満たす袋地
2項道路に面した土地
建てられるが、プランに工夫が要るので建築コストが割高になることも…
狭小地
間口が狭い土地
不整形地
傾斜地
防火地域などの指定
問題はないが法規則を上手にクリアして広く住む工夫をしたい
密集地
容積率不足
北側斜線、道路斜線など影響する
家を建てられるのは市街化区域であり、正規に認められている道路と2m以上接しているという接道義務を満たしている事などが最低の条件となります。
他にもライフラインや排水経路などの問題が無く、家が建てられる事を確認したら、自分たちの暮らしに合うかどうか、学校・商店・病院などの周辺環境や土地の形や広さなどの条件と価格が見あうかどうか検討しましょう。
さらに、どんな暮らし方をしてどんな建物を建てるのか、予め決めておきたいもの。というのは土地には用途地域ごとに定められた建ペイ率、容積率があるからです。
例えば、土地面積100
m
2
で建ペイ率50%、容積率80%の場合、延床面積180
m
2
くらいの3階建の建築は不可能です。同じ土地面積で、建ペイ率60%、容積率200%なら、延床面積は200
m
2
までとなりその3階建は可能という事になります。
その他、地盤補強が必要ないのかどうか、購入の際、仲介手数料がかかるのかどうかと、チェックしなければならない事がいっぱいです。
自分たちの暮らし方をある程度はっきりさせ、土地・住宅にも詳しい専門家に相談しながら検討していきたいものです。
どう暮らしたいかを考えて
土地探し〜住まいづくり
価格、環境、日当たりなど土地に求める条件はいろいろあります。すべてが理想的な土地と巡りあえることは少ないはずです。
多少狭くても利便性をとるとか、不便でもいいから庭が欲しいなど、自分達のライフスタイルをしっかり考えた上で優先順位を決めたいもの。
敷地形状やハンデは設計上の工夫である程度の対応はできます。法的にも環境的にもそしてプラン的にもトータルで考えた土地選びを心掛けましょう。
最後は専門家に頼るとしても、ある程度の知識を身につけよりよいマイホームを実現させたいものですね。
住みたい場所はだいたい決まっているのに、あと一歩のところで、条件に合う土地が見つからない。そんな場合は設計プラン変更で対応できないか、検討してみましょう。
次は、設計の工夫で土地を有効に使う例をご紹介します。
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土地の悪条件はプラン変更で克服