Q&A
 
税金・費用・契約に関して/住まいの法律相談

Q1. 知人から農地の一部を買って家を建てることにしました。登記をしてもらうのに様々な費用がかかると思いますが、売り主、買い主、どちらが支払うべきものでしょうか。
A1.

農地の一部を買うためには、測量して分筆登記をする必要がありますね。

土地家屋調査士さんに依頼すると通常20万円前後の費用が請求されます。

次に宅地へ変更するため農地法の届けが必要になります。行政書士さんに依頼すると通常2万円前後の費用が請求されます。

最後に売買で所有権を移転登記します。この場合の費用は、固定資産税の評価額により登記免許税が大幅に異なりますから一概にどれくらいとは言えませんが、20万円前後見ておく必要があるでしょう。

とすると全部で40万円前後の費用がかかることになり、決して少ない金額ではありません。

この費用については、明確にどちらの負担というわけではありません。実際は相手との力関係で負担を決めているようです。

つまり、どうしても大きい土地の一部をほしいのであれば分筆費用からすべて買い主持ちにするから譲ってくれということもありますし、また逆に、どうしても売却したいのであれば移転費用も全部売り主がもつから買ってくれということもあるのです。

一番多い例が、買ってもらえる状態までの費用は、売り主もち(この場合分筆費用と農地法届け出の費用)とし、所有権の移転等は買い主もちという例です。

金融機関からの借り入れをする場合は、借り主が弱い立場ですので借り主が抵当権設定費用をもつ例が多いのです。