住み替えなどで長年暮らした大事なマイホームを手放すことになったとき、最後まで安心してお取り引きしたいと願うのは当然のことです。
不動産の売却は一生に一度あるかないかの重要な事ですから、事前にしっかり不動産売却の流れを把握しておくことが大切です。
このページでは、売却のご相談、査定、売却活動、引渡しまでの不動産売却の流れについてご説明いたします。
Step1
不動産売却のご相談
不動産のご売却は、お客様(売主様)のご事情、スケジュールなどによって、最適な売却方法が変わってきます。不動産の売却を考え始めたら、まずはハシモトホームまでご相談ください。
お客様の不動産がどれ位の価格で売れるのか、ローンが残っている物件を売るにはどうしたらよいか、税金や手数料といった諸経費がどのくらいかかるかなどについて、売主様の状況にあった売却方法をご提案いたします。
売却方法の種類
不動産を売却する方法として、「買取」と「仲介」の2通りがあります。
不動産会社に直接買い取ってもらう売却方法が「買取」で、不動産会社が買主との間に入って取り引きをまとめてもらうのが「仲介」となります。
「買取」と「仲介」の売却方法の違いと売却の流れは次の通りとなります。




ハシモトホームの買取システム
査定無料のスピード売却
ご事情によりご希望物件を早期に売却されたい方や、ご所有の物件がなかなか売れない方、周りに知られずに売却されたい方には、当社のスピード売却をおすすめします。まずはご相談下さい。
- ご自宅を売却したい方
- 実家の古屋を処分したい方
- 遊休地を処分したい方
- 相続した土地を売却したい方
- なるべく早く、確実に資金化したい方
- 情報公開せず、売却を秘密にしたい方
- 一般個人の購入が見込めない大型物件や大規模土地を売却したい方
仲介だけではありません
ハシモトホームの買取システム
ハシモトホームの買取システムは、直接ハシモトホームが買い取り致しますので、仲介手数料無料で、お急ぎの場合でもお待たせせずに最短3日で現金化が可能です! ローンが残る場合でも残債を含めたご提案を致しますので予算面でお悩みのお客様でも安心してご相談ください。
また、買替えの場合でも、北東北3県の店舗ネットワークを活かし、ご希望エリアの買替えも迅速対応いたします。
- ごハシモトホームが直接買い取り
※物件の条件等により、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。 - 仲介手数料一切なし
- 最短3日で現金化
※物件の条件等により、ご希望に添えない場合がございます。予めご了承ください。 - 北東北3県エリアの買替えも迅速対応
Step2
査定の申込み依頼
不動産売却のはじめの一歩は、まずその不動産がいくらで売れるかを調べる価格査定から始まります。
「自宅を売却して新しい家を購入したい」「相続した不動産を売却したい」など、不動産を売却する理由や動機は様々ありますが、いくらで売れるのかが分からなければ次のステップにはなかなか進めません。売却を決めている方はもちろん、売却を考え始めたばかりの方や、自宅の買い替えを計画されている方も、まずは査定を依頼して、今のおおよその売却金額を知るところから始めましょう。
売却金額の目安を知ることで、売却計画の次のステップをスムーズに進めることができます。
また、不動産の査定方法は、一般的には次のような方法で調査します。
査定方法の種類
簡易査定(机上査定)
簡易査定とは、ご売却希望物件を拝見せずに近隣の取引状況のデータと比較し、査定する方法です。
文字通り、机の上で査定することから「机上査定」ともいいます。
簡易査定では、実際の物件の現地調査を省くことで、査定価格を早くお答えすることができますが、査定価格はおおよその価格となります。
- こんな方におすすめ
- ・まずはどれくらいで売れるのか価格相場が知りたい方
- ・今すぐ売却する予定ではないが、今現在のおおよその価格が知りたい方
訪問査定
訪問査定とは、ご売却希望物件に直接訪問し、室内や設備の状況などを実際に現地で細部まで調査する査定方法です。また、役所による調査や法務局での権利関係の調査などを行い、近隣の取引状況などをもとに、より詳細な売却予想価格をご提示します。
本格的にご売却をお考えの方におすすめの査定方法です。
- こんな方におすすめ
- ・既に不動産のご売却を決定していて、不動産会社に売却依頼をしたい方
- ・住み替えの具体的な検討を進めていて、正確な実勢価格が知りたい方
- ・相続などで不動産の正確な価格が知りたい方
Step3
現地調査・価格査定
適正な価格をご提案するために、対象の不動産について売主様から直接お話を伺います。
その際、現地や周辺環境などの不動産物件そのものの調査はもとより、建築法規や複雑な権利関係や地域特性・成約事例などを調査し、より正確な価格査定と安全な取引のために欠かせない調査をしっかりと行ないます。
これらの調査結果をもとに、売却予想価格を売主様へ提示します。
Step4
媒介契約の締結
不動産のご売却を決断されましたら、売却価格を打ち合わせして売却を依頼する「媒介契約」を結びます。この媒介契約によって、お客様のご依頼を正式にお受けしたことになります。
媒介契約には、当社のみに仲介を依頼する「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」と、複数の不動産業者に重ねて依頼することができる「一般媒介契約」の3種類の契約形態があります。
契約形態
- 専属専任媒介契約
- お客様(売主様)
- 不動産会社
物件の売却を依頼できるのが特定の1社のみとなり、他の不動産会社に重ねて依頼することができない。
必ず依頼した不動産会社を通しての売買契約の締結が義務づけられており、お客様ご自身で見つけた買主と不動産会社を通さずに売買契約を締結することができない。
契約締結後、5日以内に指定流通機構「レインズ」(※)への物件登録が必要。
お客様(売主様)に対して1週間に1回以上、売却活動の進行状況を報告しなければならない。
- 専任媒介契約
- お客様(売主様)
- 不動産会社
物件の売却を依頼できるのが特定の1社のみとなり、他の不動産会社に重ねて依頼することができない。
お客様(売主様)ご自身で購入希望者(買主)をみつけた場合は、直接売買契約を締結することができる。
契約締結後、7日以内に指定流通機構「レインズ」(※)への物件登録が義務づけられている。
お客様に対して2週間に1度以上の割合で、業務の進行状況を報告することが義務づけられている。
- 一般媒介契約
- お客様(売主様)
- 不動産会社
複数の不動産会社に物件の売却を依頼することができる。
お客様(売主様)ご自身で買主を見つけた場合は、直接売買契約を締結することができる。
物件を指定流通機構「レインズ」(※)に登録したり、お客様(売主様)に対して業務の進行状況の報告を行う義務が法律上特にない。
指定流通機構「レインズ」とは
レインズとはReal Estate Information Network Systemの略で、国土交通大臣の指定を受けた不動産流通機構によって運営されているコンピューター・ネットワーク・システムです。 不動産の購入・売却を考えている全国の業者・顧客に、安心できる情報を提供することを目的として1990年に作られました。 レインズはオンラインで結ばれている多数の会員不動産会社間で情報交換を行うシステムで、不動産会社各社は全国各地の不動産売買物件の最新情報や取引事例をすばやく検索でき、レインズに登録することで、購入希望者を持つ不動産会社や購入希望者自身に広く物件情報を提供することができます。
Step5
売却活動
媒介契約を締結しましたら、お客様(売主様)の不動産物件をご希望に沿う形で売却できるよう、弊社では次のような様々な手法で積極的な売却活動を展開し、購入希望者を探していきます。
ハシモトホームの主な売却活動
- ハシモトホームホームページヘの物件情報の掲載
- ご購入希望登録をいただいているお客様への物件情報のご紹介
- 新聞の折り込み広告、新聞紙面広告への物件情報の掲載
- 近隣にチラシを配布
- 北東北3県の店舗ネットワークを生かした営業活動
- オープンハウスや現地販売会の開催
- 提携不動産ネットワークの情報提供
- 指定流通機構(レインズ)への登録
Step6
購入希望者探し・営業活動の報告
専属専任媒介契約、専任媒介契約による売却活動がスタートしましたら、お客様(売主様)に対して、ご依頼された不動産の売却活動の経過状況を書面にて定期的にご報告いたします。
売却活動を報告する回数は、締結した媒介契約の種類によって異なりますが、専属専任媒介の場合は1週間に1回以上、専任媒介契約の場合は2週間に1回以上と法律で定められています。
Step7
不動産売買契約の締結
物件の購入希望のお客様(買主様)から正式に「購入申込書」を受領し、購入お申し込みいただきましたら、買主様とお客様(売主様)と、売却の条件・支払方法・引き渡し日などの具体的な契約条件を調整していきます。
買主様・売主様が合意に達しましたら、不動産売買契約の締結となります。買主様、売主様の双方にご納得いただいた上でのスムーズなご契約を目指し、ハシモトホームが責任をもって交渉させていただきます。不動産売買契約のおもな内容は次のとおりとなります。
不動産売買契約のおもな内容
- 1)買主様への重要事項説明
不動産売買契約に先立ち、物件購入希望のお客様(買主様)に対して不動産の重要事項説明書の交付をし、売買物件についてのご説明を宅地建物取引士が行います。
ご契約時にご用意いただくもの
- 認め印 ・管理規約書、建築確認通知書等
- 固定資産税納付書 ・印紙(売買金額によって異なります)
- 本人確認ができるもの(免許証、パスポート、保険証など)
代理人による契約の場合
- ※所有者への売却の意思確認をします。
- ○委任状(所有者本人の自署と実印を押印)
- ○所有者本人の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの1通)
- ○代理人の実印
- ○代理人の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの1通)
- ○所有者本人と代理人の本人確認ができるもの(免許証、パスポート、保険証など)
- 2)不動産売買契約の締結・手付金の受領
お客様(売主様)と購入希望のお客様(買主様)が諸条件について合意に達しましたら、条件交渉で合意に達した項目を盛り込んだ不動産売買契約書を、売主様・買主様の双方に交付します。不動産売買契約書の内容を確認後に双方からご署名・ご捺印いただき、買主様より手付金をお受け取りになりましたら、これで無事に不動産売買契約の締結が終了となります。
引き渡しまでに売主様の責任で行っていただく内容
- ・売却する不動産の登記内容が実際と異なる場合の変更などの登記申請をする
- ※登記内容と異なるのが所有者の住所だけであれば、ほとんどの場合は買主様への所有権移転登記申請と同時に変更登記の申請をしますので、事前の手続きは不要です。
- ・敷地境界明示の準備をする
- ・売買契約の時に特約として定められた内容についての対応をしておく
- ・売却する不動産に抵当権が設定されている場合は、抵当権の抹消の手続きの準備 をする
- ・引越しの段取りをする
- ・建物付帯設備の取扱説明書や保証書、移転に必要な書類(権利証)などの準備を する
- ・引き渡しまでの建物の維持管理など
Step8
お引越し~引渡しの準備
不動産売買契約の締結が完了しましたら、残代金の受領日までに引っ越しや公共料金などの精算を済ませ、買主様に引き渡し時に渡すエアコンなどの設備機器の取扱い説明書や保証書、不動産の権利証などを整理し、買主様への引き渡し準備を行ないます。
そのほか、契約条件に沿って抵当権抹消手続きなどの諸手続きが必要です。
引き渡しは契約内容通りに行なう必要があるので、引き渡しと引っ越しのスケジュールをしっかり確認しておくことが大事です。
お住み替えの場合も、
新居となる住まい探しを
ハシモトホームがサポートいたします。
中古一戸建てに住み替える
新築一戸建てに住み替える
Step9
残代金の決済・引渡し
買主様から売主様へ売買代金の残代金を支払います。また、売却する物件に住宅ローンが残債として残っている場合は、残りの債務を清算し、抵当権を抹消しておかなければなりません。
買主様より残代金授受と同時に、権利証などの所有権の移転登記手続きに必要な書類や物件の抵当権抹消手続きを司法書士へ依頼します。
これら全てが完了しましたら、買主様へ物件の鍵や保証書等の引き渡しを行い、これで不動産売買契約は全て完了します。
残代金の受領時にご用意いただくもの(売主様)
- 権利証(登記識別情報)
- 実印
- 印鑑証明書(3ヶ月以内のもの1通)
- 固定資産税納付書
- 住民票(登記上の住所が異なる場合)
- 電気・ガス・水道等清算領収書
- 物件の鍵
※その他にも書類が必要になる場合もありますが、事前に担当者より詳しく説明いたします。